2006年10月 3日 (火)

40歳の童貞男

連続劇場鑑賞三日目(土曜日)は劇場公開に感謝のこの作品。
公開初日、ちょっと遠出してK和田まで行ってきました。


40_jpn40歳の童貞男('05米)
原題:THE 40 YEAR OLD VIRGIN
監督:ジャド・アバトー
出演:スティーヴ・カレル/キャサリン・キーナー/ロマニー・マルコ
/ポール・ラッド/セス・ローゲン/エリザベス・バンクス/レスリー・マン
劇場:ユナイテッド・シネマ岸和田('06.9.30) 鑑賞代金1800円
評価:★★★☆


全米で思わぬ大ヒットとなり大きな話題を集めた異色のハートウォーミング・ラブコメディ。40歳にして童貞というまじめな独身男が、悪友3人組のおせっかいな手助けを受けつつ初めての恋愛に悪戦苦闘しながらも前へと進んでいくさまを下ネタギャグを織り込みハートフルに描く。主演は「ブルース・オールマイティ」「俺たちニュースキャスター」のスティーヴ・カレル。共演に「マルコヴィッチの穴」のキャサリン・キーナー。「フリークス学園」はじめTVのコメディ番組などで実績のあるジャド・アパトーの劇場監督デビュー作。
 電気店で働くアンディ(スティーヴ・カレル)は、フィギュア収集やテレビゲームをこよなく愛するオタクな40歳の独身男。ある日、アンディはひょんなことから自分が童貞である事実を仕事仲間であるデビッド、ジェイ、キャルたちに知られてしまう。驚いた3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようといろいろ世話を焼き始める。そんな中、アンディはネット競売の仕事をしているトリシュ(キャサリン・キーナー)という女性と知り合い、ついに初デートに漕ぎ着けるのだったが…。
(allcinemaONLINE解説より)


全国でT京とO阪のユナイテッド・シネマ2館のみ(T京はどうか知らないけどO阪は一週間限定!!)と言えども、よくぞ劇場で公開してくれました。しかも何のひねりもないこのタイトルが逆に素晴らしい。
10月26日にはDVDも発売されるし、無理して劇場で見ることもないかとも思いましたが、初のユナイテッド・シネマ体験も兼ねるという意味で行ったわけです。しかし映画の内容は、まずまず笑えて楽しめつつも


なんとなく腑に落ちない・・・


もちろんコメディ映画として充分楽しめるのは間違いありません。
しかし主人公アンディが40歳まで童貞のまま過ごしてきたという設定に説得力がないように思えました。アンディの部屋にはレア物中心のフィギュアが飾られており、大きな液晶テレビにコントローラー付き専用シートまで用意されたTVゲーム設備。その身なり、たたずまいからどっからどうみても典型的オタク。これだけ揃えば40歳まで童貞なのもおかしくないとは思います。しかしアンディは仕事仲間のアドバイスで美女にモテまくり、何度もチャンスが訪れます。
はっきり言って、自ら女性経験を拒み続けてきたというならともかく、そうではなく更にあんなもん(アドバイス)でモテるような男なら40歳になる前にとっくに経験済ませてるやろ。そう思えたわけです。


仕事仲間の協力で・・・
40_140_2


モテまくってるやん!
40_340_4


それから、最終的にアンディはトリシュのアドバイスのもとコレクションしてきたフィギュアを(おそらく)全てネット販売で手放してしまいます。大切?なコレクションをそんな簡単に(いや、簡単にではなくても)手放せるような男なら、やっぱりとっくに経験済ませてるやろ? そう思いました。

物語のラスト、アンディはトリシュに対し自分が40歳の今まで童貞で過ごしてきた理由を、なかなかいいセリフで伝えるのですが、前記したことが理由で感動とまでは行きませんでしたね。


まぁ、そんなこんながなければ4つ★でもよかったと思います。


↓北米版ポスター
40_usa140_usa240_usa3


人気blogランキングへ ←クリックお願いします〜m(__)m


さてユナイテッド・シネマ岸和田。ベイサイドモールという建物の中にありその名の通りすぐそばに海があり、俺的にはなんとも落ち着くシチュエーションなのですが、土曜日だというのに人が少ない。超のつくヒット作でも上映していない限り、ローカルのシネコンはこんなものなんでしょうね。しかしモールそのものも、一階のしかも一番目立つ場所にテナントとして入っていたと思われるレストランが閉店、後がまもなく残骸が残ったままというなんとも寂しい状態。だいいち駅からベイサイドモールまでに抜ける商店街からして更に人がいなくて・・・大丈夫なんでしょうか?


潮の香りがすると落ち着きます・・・
UciUci2





40歳の童貞男


DVD

40歳の童貞男


販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

発売日:2006/10/26

Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2006年9月 9日 (土)

ユナイテッド93

『ハイスクール・ミュージカル』からご無沙汰になってました。
予定通り翌日サントラを購入。ヘビーローテーションで聴いております。
ズバリ言って最高です。アメリカ万歳!!


しかし昨日、「アメリカ万歳」なんて言ってられない映画を見て来ました。


93ユナイテッド93('06米)
原題:UNITED 93
監督:ポール・グリーングラス
出演:ハリド・アブダラ/オパル・アラディン/ルイス・アルサマリ
/ポリー・アダムス/デヴィッド・アラン・ブッシェ/リチャード・ベキンス
劇場:U田 OS劇場 鑑賞代金1800円
評価:★★★★


2001年9月11日、アメリカ国内の空港を飛び立った旅客機4機が、ほぼ同時にハイジャックされる。うち2機はワールド・トレード・センターに、もう1機は国防総省ペンタゴンに激突炎上した。しかし残る1機、乗客40人を乗せたユナイテッド航空93便は、なぜかターゲットに到達することなく、ペンシルヴェニア州に墜落した。本作はこのユナイテッド航空93便に焦点を当て、家族との電話で自らの運命を悟った乗客たちが乗る機内での様子や、テロの事実に混乱しながらも被害を最小限に食い止めようと必死で事態の掌握に務める地上の航空関係者たちの緊迫のやり取りを極限の臨場感で描き出す衝撃のノンフィクション・サスペンス。監督は「ブラディ・サンデー」「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。監督をはじめ製作スタッフは、遺された家族の人々や管制センターはじめ関係機関への入念な取材を行い、今となっては決して誰も知ることのできない機内の様子を含め、当時の状況を可能な限りリアルに再現、ありのままを徹底したドキュメリー・タッチの手法で撮り上げた。なお、本作に登場する管制官や軍関係者の一部は、9月11日に実際に現場で勤務していた本人が自ら演じているという。
(allcinemaONLINE解説より)


あれから5年。旅客機がビルに突っ込むというあの衝撃的な映像が、ついにスクリーンで見れるようになりましたか。それにしてもこの映画・・・


緊張の連続。最後は頭が痛くなってしまいました。


それは、ラスト、急降下で墜落していく機内に実際に乗っている感覚になったからなのか、目の前で見せられた圧倒的な現実に対してなのか・・・わかりませんが、決して館内の効き過ぎた冷房のせいではなかったと思います。

解説ではノンフィクション・サスペンスとありますが、実際にはパイロット、乗客、犯人全て死亡したわけですから少なくとも飛行機の中での出来事は空想、願望が相当入っていると思います。しかし、一瞬ドキュメンタリーかと思ってしまうほどの圧倒的な緊張感がありました。劇中派手な音楽等一切なく、ただ各地の航空管制センターの様子とユナイテッド93便の様子が次々と切り替わっていく映像にどんどん引き込まれていき1時間51分があっと言う間でした。
映画終わってエンドロール見てたら、やたらと「himself」「herself」っていう文字が目に入ったのでパンフレット買って読んでみたら、なんと管制センターのスタッフ等数名が本人の役を演じた(再現した?)そうで・・・ノンスターなのは分かっていましたが、まさか当事者が出演していたとは。演技が上手いのもさることながら、色んな意味で驚きです。

明後日は事件から丸5年。テレビでも民放やBS、CS各チャンネルでドキュメンタリーや関連番組が放送されるようです。スカパーのヒストリー・チャンネルで9月11日に放送されるテレビ映画『ルーディー:ジュリアーニNY市長真実の物語』は見たいと思います。そういえば、去年これまたスカパーのNATIONAL GEOGRAPHIC CHANNELでの放送を録画したドキュメンタリー番組『INSIDE 9/11』もまだ見てなかった。4回に別けて放送され、計4時間ありますが見るなら今がまさにタイムリーですね。
劇場映画で9.11関連と言えば、次は監督オリバー・ストーン、主演ニコラス・ケイジ『ワールド・トレードセンター』('06米 10月7日公開)ですね。これも見たいと思います。

さて、2001年9月11日、まさにあの事件が起きた時、私は何をしていたか。結構ハッキリと記憶しています。
当時はまだT京に住んでおり、家から自転車で5分強の近所に出来た、ルーニーテューンズがイメージキャラクターの某シネコンに勤め、その日は遅番勤務をしていました。いつも通り22時過ぎに1時間の休憩に入り、他のアルバイトスタッフ2〜3人と『ニュースステーション』を見ていると、

「”小型の飛行機”が貿易センタービルに衝突した」

といったニュースが入ってきて、CNNかなんかの例の映像を流し、飛行機事故が起こったといった感じの報道をしていました。映像を見てアルバイトのスタッフと「すげーなー」なんていいながら見てたらもう一機が突っ込んできて、これまた「うわーすげー!」・・・だけどまだテロといった言葉はなく、もちろんこっちもそんな発想など全くなく、「小型機にしちゃぁ、ビルとの対比が合わなくねー? あれ絶対デカイやつだよ」なんて言いながら休憩が終わって業務に戻り、深夜1時頃、普通に勤務を終え、ロッカーで着替えていると、一緒にニュースを見たスタッフが携帯電話に届いていたニュースを見て、

「今度はペンタゴンに飛行機が突っ込んだらしいっすよ!」

と驚いて、半分笑いながら言ってきました。
それから速攻で着替えを終わらせ休憩室にテレビを見に行き、しばらくニュース映像を見続けました。結局深夜2時過ぎくらいだったでしょうか、帰りの方向が同じのアルバイトスタッフと下り坂の道を自転車を押しながら帰っていると・・・どこかのオバサンが、後方から自転車で通り過ぎざまに低く、そして太い声で

戦争が始まるぞーーー
”ソ連”がペンタゴンにミサイル落としたぞーーー

と言いながら前へ走り去って行ったのです。アレにはかなりビビリました。
ただの変なオバサンだったのでしょうが、深夜にいきなり後ろからああやって言われるとビビリますよ。ともかくあの日は現実と含めて何か無気味な感覚を持ったものです。


↓別デザインポスター
93_usa


さてさて、9月11日。実は私がO阪での生活をスタートした日でもあります。
あれはテロの日の翌年2002年でしたから、明後日で丸4年になるわけです。思えばO阪に来てからというもの、色んなものを失い続けてきました。その代償は大きかったけれど、それで学んだ事も事実。5年目こそは何かを得る1年にしたい。そう思います。


ところで、ブログ更新は滞っていましたが、以下の通り映画は結構見てました。

8/26 『ミナミの帝王40 裏金略奪』('01)
8/27 『クライシス・オブ・アメリカ』('04米)
8/29、30 『ふわっとアルバート』('04米)
9/2 『アイドルとデートする方法』('04米)
9/3 『ミナミの帝王22 男たちの過去』('02)
9/6 『ミナミの帝王23 詐欺の手口』('02)
9/8 『ミナミの帝王25 誘惑の華』('03)
9/9 『ミナミの帝王50 金貸しの掟』('04)

以上、全てテレビ、もしくはDVDでの鑑賞です。『ミナミの帝王』率が5割超えてますが・・・順次紹介していきたいと思います。
それにしても劇場は入場料が高い。

人気blogランキングへ ←ポチっとなm(__)m

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年6月20日 (火)

夢駆ける馬ドリーマー

今日は、もうすぐ上映が終わりそうなのでこの映画を。

Yumekakeru1a夢駆ける馬ドリーマー('05米 原題:DREAMER:INSPIRED BY A TRUE STORY)
配給:アスミック・エース
監督:ジョン・ゲイティンズ
出演:K・ラッセル,D・ファニング,K・クリストファーソン,E・シュー
会場:UM田 ナビオTOHO シアター2('06.4.10)
評価:★★★☆(★1点、☆0.5点)

もうこのての映画が日本でヒットするなんてことはないのだろうか? 実際のところ大ヒットするような映画では当然ないけれども、ここまで惨敗するような映画でもない。

競走馬の調教師ベン・クレーン(カート・ラッセル)の娘ケール(ダコタ・ファニング)は、ベンの調教の様子を見ている時、一頭の競走馬ソーニャドールと出会う。ソーニャドールは今最も期待を寄せられていた牝馬だったが、オーナーの強行のためレース中に前脚を骨折。安楽死させるよう、ベンは命じられるがケールが見ている手前もありギャラと引替えにソーニャドールを引き取る。ベンは故障させた責任を取らされ解雇されるが、回復困難と思われた骨折は徐々に良くなり・・・ここからはケールとソーニャドールの交流を軸に、家族と共に数々の苦難を乗り越え、家族の絆のまとまりと共に一つの夢に向かって進んで行く姿が描かれている。

この映画、原題にある通り完全な実話ではない。そのためかもの凄く有りがちな話ではある。しかし清々しくて見終わったあとの感動というか幸福感は結構いいものがあった。個人的には『シービスケット』('03)よりも満足。
役者ではカート・ラッセルの親父っぷりがまたカッコイイ! ダコタ・ファニングも昔から顔があまり変わらないように見えるのは個人的に気掛かりだが、さすがの名演技だ。その他にもルイス・ガスマンや悪役に徹したデイヴィッド・モースもいい味出していて良かった。


Moe1_16関係ないけどハーレイ・ジョエル・オスメントは逆に顔が変わり過ぎだよな

確かに『シックス・センス』('99)の頃と比べるとえらく変わってしまったが、それが普通だとしてもあの変わり方は気の毒な気も・・・

人気blogランキングへ

| | コメント (11) | トラックバック (0)