2006年9月24日 (日)

ふわっとアルバート

G4_cube_1先日新たにMacを設置しました。そのMacとは、今更ながらPower Mac G4 Cube。ある程度覚悟はしてましたが、なかなか手強いやつです。
実はこのG4 Cube、液晶ディスプレイと一緒に約一年前にヤフオクで購入したにも関わらずなんとなく寝かせたままになっていたのですが、使用していたモニター(ブラウン管)がパチッパチッとなりだしていよいよやばくなってきたので、これを気にと一式交換したのです。そしたら・・・フリーズあり、iTunesでCDをダウンロードしていたら終了後自動的に電源が切れることあり、知らない間に勝手に起動することあり等々で噂に違わぬ乱れっぷりです。ちなみこの記事も、ついさっき書いている最中にちょっと目を離した隙に電源が落ちてしまったせいで書き直してます(T_T)

ですが発売当初からそのデザインに惚れ、時が経っても気持ちは変わらずようやく購入したんだから、うまいこと付き合っていきたいと思います。


それでは今日は、先日見たこの映画を。

Fat_albert_jpn_1ふわっとアルバート('04米)
原題:FAT ALBERT
監督:ジョエル・ズウィック
出演:キーナン・トンプソン/カイラ・プラット/ダニア・ライミス
/シェドラック・アンダーソン/キース・ロビンソン
媒体:TSUTAYAレンタル('06.8.29,31)
評価:★★★


ファット・アルバートとその仲間たち"コスビー・キッズ"は、TVアニメの人気キャラクター。北フィラデルフィアのとある町で、今日も彼らは大好きなゲームを楽しんでいた。一方、現実世界では、友達から仲間はずれにされたドリスが、泣きながらTVをつけようとリモコンに手を伸ばしていた。ドリスの涙がTVのリモコンに落ち、ファット・アルバートに彼女の泣き声が届いた瞬間。ファット・アルバートとその仲間たちが、現実世界にやってきて…。
テレビの中からやってきた人気アニメ・キャラクターたちが、いじめられっ子を救うために現実世界で奮戦する、ハートフル・コメディ。アメリカのロングラン番組「ザ・コスビー・ショー」で人気を博した"ビル・コスビー"が脚本・製作総指揮に当たり、本国ではティーン・チョイス・アワードにもノミネートされた。
(DVDirect解説より)


この作品、全米では興行収入4,800万ドルを超えるスマッシュヒットを記録しています。当然アニメも私たち日本人には馴染みがないわけですが、Box officeトップ10にランクイン当時その映像を見てアルバートの動きや表情が面白く楽しそうだったのでなんとなく見たいな〜と思っていました。
それでわざわざTSUTAYAでレンタルしてまで鑑賞したのですが・・・ストーリーも笑いも今ひとつ。かなり健全な内容で、定石通りの展開を見せますが何もかもが唐突な印象。まぁ、これ以上に特にあれこれ語る映画ではないですね。アルバートのキャラクターはまずまず面白かったので+0.5☆ということで★★★としました。

ちなみに監督のジョエル・ズウィックですが、こちらは本国で超の付く大ヒットを記録、しかし日本では全く話題にならないまま公開が終了してしまった『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング(原題:MY BIG FAT GREEK WEDDING)』('03米)を監督した人だそうです。”FAT”(デブ)が好きなのか?

主演のキーナン・トンプソン(アルバート役)は、来月の公開が楽しみな『スネーク・フライト(原題:SNAKES ON A PLANE)』('06米)にも出演しているようです。


それにしてもどうしてタイトルが”ふわっと”アルバートなんでしょうか? どこも”ふわっと”はしてません。コメディっぽさを出したかったのでしょうか。それなら劇中の呼ばれ方”ふとっちょ”アルバートでいいような気がしますけどね。


これらの写真を見る限り・・・
Fat_1Fat_2


・・・楽しそうに見えませんか?
Fat_3Fat_4


↓北米版ポスター↓
Fat_arbert_1
「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」という口癖が有名みたいです。


↓毎度有り難うございます。
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ふわっとアルバート

DVD
ふわっとアルバート

販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

発売日:2006/07/21

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2006年9月17日 (日)

バタリアン4

2006.10.27(FRI) DVD RELEASE
そしてそのキャッチコピーが・・・


こいつら、脳を食うしか脳がない!!


笑ってしまいました。コピーって大事ですね。
ちなみに劇場公開用コピーは”奴らは全ての脳を食い尽くす”でイマイチです。
ということでやっぱり劇場で見ておきたいと思い、最終日にこの作品を見てきました。


Batarian4_jpn1バタリアン4('05米)
原題:RETURN OF THE LIVING DEAD: NECROPOLIS
監督:エロリー・エルカイェム
出演:P・コヨーテ/ジョン・キーフ/エイミー・リン・チャドウィック
/コリー・ハードリクト/ジャナ・クレイマー/エルヴィン・ダンデル
劇場:T六 ユウラク座('06.9.15) 鑑賞代金800円
評価:★★★


85年に製作され大ヒットし、その後「2」「3」がつくられたゾンビ・コメディの93年以来となるシリーズ第4弾。主演はピーター・コヨーテ、監督は「スパイダー パニック!」のエロリー・エルカイェム。
 米軍が密かに開発した化学兵器“トライオキシン5”は度重なるゾンビ発生事故により廃棄処分となるが、巨大複合企業ハイブラテック社がそれを秘密裏に入手する。そして死者をゾンビ化させて生物兵器に利用するための実験を行なっていた。高校生のジュリアン(ジョン・キーフ)は、バイク事故を起こした友人ジーク(エルヴィン・ダンデル)が同社に連れ去られたことから実験の存在を嗅ぎつけ、仲間と共にジークの救出に向かうのだった…。
(allcinemaONLINE解説より)


もともとゾンビ映画が結構好きな事もあますが、キャッチコピー以外で惹かれたのが監督のエロリー・エルカイェム。監督作の『スパイダー・パニック!』('02米)が好きなんです。
そして雑誌『ぴあ』の紹介で見た”高校生たちの前に、過去最強の新型ゾンビ登場!”っていう文に増々興味をそそられました。


高校生 vs ゾンビ!!


これは学園ものが好きな俺にとって必見でしょう!!
だけど感想は・・・全てにおいてちょっとユルかったですね。ゾンビもたいして恐くないし。『バタリアン』シリーズ('85〜93米)の旧作はほとんど覚えてません。しかも3作目の『バタリアン リターンズ』('93)は見た記憶もありません。それでも、走ったり、なかなか死ななかったり、その程度の事は記憶していたのですが、今回のゾンビは走りません。そして簡単に死にます(死ぬという表現もおかしいですが)。頭を打たれて死ぬかと思ったら、身体打たれて死ぬゾンビもいました。更に新型ゾンビはどんなもんかと思ってたら、ガドリングガンみたいな物を装備していて思わず笑ってしまいましたが、これまた簡単に・・・ちょっとだけ見せ場作りますが、最後は戦車でグシャ!! です。

 ↓ 新型ゾンビとその仲間たち ↓
Batarian4_zonbiBatarian4_zonbi2


ということで、高校生たちも全くビビることなく戦います。どんどん頭をかじられて死にますけど。
学園ものとゾンビ映画の融合ということで『スクリーム』('96米)『パラサイト』('98米)的なものをちょっと期待したのですが、結局それは期待はずれに終わりました。

 ↓ 戦う高校生たち ↓
Batarian4_1Batarian4_2


しかし! この映画、そのまま『バタリアン5』('05)へ続くそうで、生き残った生徒たちが大学へ進学。そこが舞台となり、より学園もの色が強くなっているとか。T京・銀座シネパトスで10月28日公開ですから、O阪も近く公開されるでしょう。たぶん見に行くと思います。


そういえば驚いたのが、冒頭チェルノブイリでのシーン。セットかな? それにしちゃリアルだな〜と思ってたらなんと本物! あんなとこで撮影の許可出るんですね。そしてピーター・コヨーテの出演。よく出たよな〜。

↓アメリカ版ポスター
Batarian4_usa


最後に、見に行った劇場をチラッと紹介します。
ここはユウラク座の他にホクテン座1・2とあり、計3館で構成されており、上映ラインナップはT京で言う銀座シネパトスのようなラインナップなので、O阪来てからの俺の聖地と言ってもいいでしょう。また、今ではほとんど見なくなった絵看板も飾ってます。味があっていいんですよね。そしてなんといっても凄いのが年中オールナイト興行!! ただ、その時間の客層はかなりヤバイらしいので(電車始発までの時間潰しに一度利用した時タクシーの運転手が「あそこの客はオカマばっかりやで」と言ってました)、女性の方の利用はオススメはできません。ちなみに受付のオバサンはたばこを吸いながら接客してます。
なお、隣接して成人用映画専門の劇場もあります。
ということで結局は昼間でも女性一人では近寄りにくい劇場です。


それでは素晴らしい絵看板を紹介してお別れしましょう。
Batarian4__1Kikaijikake


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2006年8月27日 (日)

ハイスクール・ミュージカル

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今日は8/19の初放送を見逃し悔しい思いをしたこの作品をようやく鑑賞。


High_school_mハイスクール・ミュージカル('06米TV)
原題:HIGH SCHOOL MUSICAL
監督:ケニー・オルテガ
出演:ザック・エフロン/ヴァネッサ・アン・ハジンズ/A・ディスデイル
/ルーカス・グラビール/モニク・コールマン/コービン・ブルー
放送:CS730 ディズニー・チャンネル
評価:★★★★☆


バスケ部の人気者トロイ(ザック・エフロン)と優等生のガブリエラ(ヴァネッサ・アン・ハジンズ)。正反対な二人の高校生が大晦日の家族旅行で出会った。パーティーのカラオケ大会で歌うことの楽しさを知り、そしてお互いに好意を持つようになった二人。
新学期が始まると、なんとトロイの通う高校にガブリエラが転校生としてやって来た。二人は学校で開かれるミュージカルのオーディションを一緒に受けることになった。そんな二人の計画をトロイのバスケ部仲間やガブリエラの友人は反対。しかし本当に二人を邪魔しようとしているのは、学校で一番演技が上手いと言わいるライアン(ルーカス・グラビール)とシャーベイ(アシュレイ・ディスデイル)だった。
(ディズニー・チャンネルHP番組紹介より)

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本国で放送されて以来話題に。特に劇中歌を収録したアルバムが大ヒットしたとは聞いていましたが、タイトル通りそのまんま高校が舞台のミュージカル映画ということで、いったいどんなものかと思っていましたが・・・


いや〜やられました。素晴らしいです。
さすがハリウッド!!


先日タワレコでこの映画のサントラCDを見かけて、買うかどうか迷って結局見てから決めようということで踏み止まったのですが、


明日買います。絶対に!!


さて内容はというと・・・ハッキリ言って話の本筋はベタベタですよ。だけどそんなのはどうでもいいんです、こういう映画の場合は。本筋がベタでも題材が変われば全く違う映画に見えます。だいいち高校生活の話にそんなにひねりは必要ありません。ミュージカルを題材に歌も踊りも良かったんだからそれで充分楽しめました。まぁ、本物のダンサーなんかも出演しているんでしょうけど、みんなダンスが上手いんで凄いなと思います。そしてライバル役のアシュレイ・ディスデイルがまたいいんです。この女優さんが出演しているディズニーのTVシリーズ『スイート・ライフ』はまだ見た事がなかったので、今度見てみたいと思います。

あと同じくディズニーの新TVシリーズ『ハンナ・モンタナ』も近々スタートするようですが(これまた8/19の先行放送見逃した!)、こっちも楽しみです。


↓アシュレイ・ディスデイル↓
Asyurei1AsyureiAsyurei2_1

ディズニー出身と言えば近年ではヒラリー・ダフリンジー・ローハンと大スターが誕生してますが、うまく行けばこの女優さんも大スターになるかもしれませんね。
劇場映画で主演なんて日も近い?


それにしてもハリウッドってやつは、よくもまぁこうも次々と面白い青春映画を作ってくれますね。『HIGH SCHOOL MUSICAL2』の製作も決まっていて来年放送だそうで非常に楽しみですが、劇場映画でも近作だけでも『JUST MY LUCK』『STICK IT』『JOHN TUCKER MUST DIE』『STEP UP』『ACCEPTED』・・・どれもこれも日本での劇場公開の見込みはありませんが(『STEP UP』のみ来春公開予定)、他にもいちいちタイトルを覚えてられないほど面白そうな青春映画があります。ちなみにタワレコで『ハイスクール・ミュージカル』サントラと迷って買ったのが『STICK IT』のサントラでした。


そう言えば残念な知らせが入ってきました。このブログでも何度か紹介してきた『WEDDING CRASHERS』('05)のDVD発売日が11月2日に決定・・・ってことはやっぱり劇場公開はなしとみるのが妥当ですね。しかし『40歳の童貞男』はDVDが10月26日発売だけど来月劇場公開するわけだし、もしかしたら万が一ってことも・・・ないでしょうねやっぱり。ま、見れるだけでもよしとしましょう。しかしこのままでいくと『TALLADEGA NIGHTS:THE BALLAD OF RICKY BOBBY』も危ない・・・


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さて今日はもう一本『クライシス・オブ・アメリカ』('04米)、そして昨日は『ミナミの帝王 Vol.40 裏金略奪』('01)を見たのですが、そちらの話はまたの機会ということにして、本日はこの辺で。

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2006年8月 7日 (月)

ホワイト・ライズ

今日も”見たかったのに見逃したままほったらかし”シリーズです。
正確には昨日の鑑賞です。

Whiterize_jpnホワイト・ライズ('04米)
原題:WICKER PARK
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット/ダイアン・クルーガー/ローズ・バーン
/マシュー・リラード/クリストファー・カズンズ/ジェシカ・パレ
放送:CS312 ムービープラス('06.8.6鑑賞)
評価:★★☆


1996年に製作されたヨーロッパ映画「アパートメント」をハリウッドでリメイク。すべてを捨てて最愛の人を求める一人の男と、ふたりの女性をめぐるミステリアスな関係を描いたラブ・ストーリー。主演は「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット。共演に「トロイ」のローズ・バーンとダイアン・クルーガー。監督は「ギャングスター・ナンバー1」のポール・マクギガン。
 広告代理店のエリート・ビジネスマン、マシュー(ジョシュ・ハートネット)は、結婚を目前に控え仕事もプライベートも順風満帆な日々を送っていた。そんなある日、彼は2年前に彼の前から突然姿を消した恋人リサ(ダイアン・クルーガー)の後ろ姿を目撃する。当時、理由も分からず、なかなか立ち直ることができなかったマシューは、リサの本当の気持ちを確かめたいとの衝動に駆られる。リサを探し求めて街を彷徨うマシューは、やがてあるアパートの一室に辿り着く。しかし、その部屋にいたのは同じリサという名を持つ別の女性(ローズ・バーン)だった。彼女は落ち込むマシューを優しくなぐさめ、2人はそのまま一夜を共にしてしまう…。
(allcinemaONLINE解説より)


この作品が劇場公開されたのが2004年の12月ですか・・・無茶苦茶見たかったわけでもないですが、一応見たかった作品だけに、見逃した時はガッカリしたものですが、あれから1年半もたっているとは・・・早い。

さて感想はと言うと・・・ただ自分勝手なストーカー映画。こう言っても過言ではないかもしれません。少なくとも主人公二人マシューとリサ(ジョシュ・ハートネットダイアン・クルーガー)にはせつなさなんて感じませんでした。

まず、婚約者(ジェシカ・パレ)が可哀想すぎる。完全にないがしろ状態。最後の最後にマシューの「僕が全て悪いんだ」的な言葉だけでアッサリとポイッ・・・ってそりゃあんまりでしょう。それに、会社の上司の妹でもあるのにそんな扱いするわけないっつーの。いくらなんでももう少し考えた行動すると思います。ラストでマシューとリサはようやく再会を果たして映画は終わるわけですが、二人にはろくな未来はないように思えます。
因果応報・・・『ミナミの帝王』が教えてくれるように行った行為には必ずそれ相応のむくいがあるのです。
ちなみに個人的にはダイアン・クルーガーより、断然ジェシカ・パレです。

それに結局この映画、実は前からマシューを好きだったというたちの悪い女アレックス(ローズ・バーン)が二人を逢わせないようにしているだけの話じゃないですか。利用されたマシューの友人ルーク(マシュー・リラード)もこれまた可哀想で・・・こっちのほうがせつな過ぎです。
ちなみに個人的にはダイアン・クルーガーより、ローズ・バーンです。

↓北米版ポスター
Whiterize_usa
日本版ポスターの”いかにもミニシアター向け”なデザインよりこっちのほうがいいですね。

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しかしこの作品、本国アメリカでも大コケしたわけですが、ジョシュ・ハートネットは自分で選んでるのか、特に最近はヒット作に恵まれていませんね。ヒットしたのは『シン・シティ』('05米)くらいですか。『ハリウド的殺人事件』('03米)なんか恐ろしいほどに寒い映画でした。『恋する40days』('02米)も・・・。
『シン・シティ』のロバート・ロドリゲス監督作の『パラサイト』('98米)なんか最高でしたけどねー。『ハロウィンH20』('98米)も面白かったな〜。『O[オー]』('01米)も好きな作品です。

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2006年8月 5日 (土)

フォーガットン

今日はようやく念願の海へ行ってまいりました!
やっぱりいいですね〜海ってもんは。故郷に帰ってきた気分です。
三十路ボンバイエ!

せっかくなんで余韻に浸りつつ、海を感じさせる映画をみようと思ったんですが、結局スカパーの放送で今さらですがこの作品を鑑賞です。

Forgoton_jpnフォーガットン('04米)
原題:THE FORGOTTEN
監督:ジョセフ・ルーベン
出演:ジュリアン・ムーア/ドミニク・ウェスト/ゲイリー・シニーズ
アルフレ・ウッダード/ライナス・ローチ/アンソニー・エドワーズ
放送:CS315 スターチャンネル
評価:★★★


飛行機事故で最愛の息子を亡くし、何ヵ月経っても立ち直れずにいた一人の女性に降りかかる想像を絶する出来事を驚愕の展開で描くサスペンス・スリラー。主演は「ハンニバル」「エデンより彼方に」の演技派ジュリアン・ムーア。監督は「危険な遊び」「マネートレイン」のジョセフ・ルーベン。
 11人の死亡が確認された悲惨な飛行機事故で9歳になる一人息子サムを亡くした母親テリー(ジュリアン・ムーア)。それから14ヵ月たったいまでもテリーは立ち直れずに、サムの思い出に浸るだけの毎日を送っていた。そんなある日、テリーは夫(アンソニー・エドワーズ)と息子と3人で撮った記念写真からサムだけが消えているのを見つけ困惑する。異変はさらに続き、大切なアルバムからも、そしてビデオテープからもサムが消えてしまっていた。動揺するテリーに精神科医は、“息子など最初から存在しなかった”と告げるのだった。ショックを受けるテリーは、サムの存在を証明しようと躍起になるのだったが…。
(allcinemaONLINE解説より)


公開当時、”とんでもない結末”とか”反則”等、とにかく”衝撃の結末”という評判をまわりから聞いていたので、とにかく実際に見るまでは結末を耳に入れないようにして、奇跡的に何も知らずに今日に至ったわけですが・・・正直言って何の衝撃も受けなかったです。

次々と起こる不可解な出来事に、どんな謎が隠されているのか? そこを楽しみに見ていたら結局全ては”彼ら(宇宙人?)”の仕業だったという力技に対して、”トンデモ映画”だの”反則”だのという意見や、「騙された」「真剣に見て損した」といった感想まであるようですが、俺はそうは思わなかったです。
もしこれが本当に最後の最後まで引っ張って”宇宙人オチ”(例えるなら『ハイスクール奇面組』の夢オチ、妄想オチ・・・みたいな)だったら、俺も「え`ェェェ〜」と思ったんでしょうけど、実際は結構早くから”彼ら”の仕業というのが分かります。正直言って俺は

宇宙人の仕業と思っていたら実は・・・!

というオチがあるのかと思いながら見たのでそのまま終わってガッカリしてしまいました。

だからと言って決して面白くなくはなかったですよ。
色々と楽しめました。人の飛んで行き方というか吸い込まれ方? すごいな〜、とか。だけど”彼ら”の実験目的が「人間の母と子の絆の解明」って・・・わざわざ飛行機事故を装う必要あるのか? とも思いました。
しかし、世間では”彼ら”の仕業と分かった時点で”全否定”的な意見が多いみたいですが、俺は別にいいと思いますけどね。たしかにミステリーと思ったら力技でねじ伏せられる感はありますが、結構早い時間に気付かせてくれる分、割り切って見れました。

ちなみにこの作品、北米では約6,700万ドルのヒットだったんですよね。
トップ10入りしている頃は、俺も予告編を見てまさかこんな映画だとは思っていませんでしたが、いくらアメリカでも「騙された」だけではここまでヒットしないでしょう。やっぱりアメリカは奥が深いとあらためて思い知らされた一作でした。

↓北米版ポスターデザインです
Forgoton_usa

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それにしても、見たかったのに見逃したままほったらかしにしている映画の多いこと多いこと・・・そういや先週は『サスペクト・ゼロ』('04米)を見た事を忘れてましたが、T京時代の先輩の助言通りにイマイチな映画でした。映像は凝ってましたけど凝り過ぎててうっとおしい、そんな感想もありつつの★★です。

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2006年7月18日 (火)

ビッグ・ライアー

今日はあちこち用があり忙しくて映画は何も見れず。
(ドラマは『LAX』第6話、『名探偵モンク3』最終話を見た)
過去に見た映画の中から、最近見た映画の関連作を振り返ります。


Big_liarビッグ・ライアー('03米)
原題:BIG FAT LIAR
監督:ショーン・レヴィ
出演:フランキー・ムニッズ/ポール・ジアマッティ/アマンダ・バインズ
/アマンダ・デトマー/ドナルド・フェイソン/リー・メジャース
媒体:市販DVD
評価:★★★★


テレビの人気子役スター、フランキー・ムニッズとアマンダ・バインズ共演による日本劇場未公開のキッズ・コメディ。楽しいウソをつくのが大好きな少年ジェイソンはある日、学校の宿題で書いた作文をなくしてしまう。ひょんなことからその文章が映画プロデューサー、ウルフの目に留まり、彼はそれを映画にすることを思いつく。映画は予想以上の大ヒットとなるが、自分のストーリーが無断で使われたことを知り腹を立てたジェイソンは、ガールフレンドのカイリーと一緒に、ウルフがいるハリウッドへと向かうのだったが…。
(allcinemaONLINE解説より)


全米スマッシュヒット! これも劇場公開を望みながら当然のようにビデオスルーになってしまった作品です。『エージェント・コーディ』で人気がピークになる直前のフランキー・ムニッズが主演、俺の好きな女優さんの一人、アマンダ・バインズがヒロインです。ポール・ジアマッティが悪役で出演していますが、この頃はコメディ俳優としての印象が強かったです。

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この作品、3年前に一度見たきりで、この場で色々語るほど細かいことは覚えていませんが、予想以上に面白かった記憶あります。あとやっぱりアマンダ・バインズがかわいかったということ。『ロイヤル・セブンティーン』('03米)のヒット以降、映画での目立った活躍は目にしていませんが、今年の『MTV Movie Awards』のプレゼンターとしても顔を出していて相変わらずかわいかったので、そろそろ何か映画に出て欲しいところ・・・あ! そういや『SHE'S THE MAN(原題)』('06米)ってのがあった! アメリカではまあまあヒットしてたけど、配給がドリームワークスだから日本配給はアスミック・エース・・・ビデオスルーを覚悟しよう。

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下は米公開版ポスターデザイン。
あまり変わりませんが主役とヒロインが大きくデザインされていて、人気の高さを伺わせます。
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下は『SHE'S THE MAN(原題)』ポスター&スチール写真
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2006年7月 8日 (土)

パニック・フライト(原題:RED EYE)

今日は以前ちらっと紹介したこの映画を鑑賞。

D111751226パニック・フライト('05米)
原題:RED EYE
監督:ウェス・クレイブン
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:R・マクアダムス、キリアン・マーフィ、ブライアン・コックス
ローラ・ジョンソン、ジェイマ・メイズ、ジャック・スカリア
評価:★★★★☆

一流ホテルのマネージャーのリサ(レイチェル・マクアダムス)が、勤務地であるマイアミへ戻る飛行機で隣に座った優しい男性リップナー(キリアン・マーフィ)の正体は、国家要人暗殺チームの一員だった。リップナーは、計画遂行の鍵を握るのはリサだと迫り、『協力しないと父親(ブライアン・コックス)を殺す』と脅す。リサの必死の抵抗は防がれ仕方なく協力をしてしまうが、それでも何とか暗殺を防ぎ、そして父を守るため更なる抵抗を開始する・・・。


以前も書いた通り、内容が飛行機を舞台にしたサスペンスということで、ジョディ・フォスター主演『フライト・プラン』('05米)の便乗商売タイトルを付けられビデオスルーとなってしまった本作ですが、内容はかなりの傑作でした!! さすがウェス・クレイブン! 全米でスマッシュ・ヒットしたのもうなずけます。(ちなみに全米では2005年8月公開で、”わざと”『フライト・プラン』(2005年9月公開)に対抗して公開されています)

なお、この『パニック・フライト』、舞台は飛行機の中だけでは終わりません。終盤はリサの実家を舞台にしたリップナーとの最終決戦へと進みます。ここがいかにもウェス・クレイブン監督らしい演出で、緊張感の中にちょっとした笑いもある『スクリーム』('97米)っぽさがあり楽しめました。音楽を担当しているのも同じマルコ・ベルトラミなので相乗効果バツグンです。

主演のレイチェル・マクアダムスは元々注目していた女優さんだけど、やっぱり良かったです。日本でまともに公開された出演作は今のところ『きみに読む物語』('04米)しかありませんが、アメリカでは出演作が次々とヒットし、当然のように人気が出てきています。顔立ちからも今後大物になりそうな予感もします。

そう考えると本当に惜しい。日本ではやはり有名スターが出ていないとヒットさせるのは厳しいのことは理解できるし、他にも時期や劇場の問題もあり、最終的にタイトルを含め『フライト・プラン』のDVD発売に合わせたビデオスルーが賢明と配給元のアスミック・エースも判断したのでしょう(買った店でも当然のように並んで置いてあった)。しかしこれだけの傑作サスペンスなんだから、宣伝の仕方によっては何とかなるんじゃ・・・


ならねーよな、やっぱ。


『パニック・フライト』は、劇場だと10代後半〜20代後半がメインターゲットの映画だと思いますが、日本でその年代くらい人が映画を見る場合、たいていの人は『海猿2』とか『嫌われ松子の一生』、今後の作品だと『涙そうそう』・・・全部東宝配給の作品ですが、そのての映画か、洋画は見たとしても超話題作だけ・・・それが現状です。

ここは日本だから、国産映画がヒットするのはもちろん良い状況だと思う(と言っても東宝の一人勝ちは×)、だけどこういう状況が、

シネコン行ったら全8スクリーン中、『ダ・ヴィンチ・コード』を3スクリーン、『嫌われ松子』を2スクリーン、『海猿2』を1スクリーン、残りの2スクリーンで6作品くらいを刻みながら上映・・・みたいな状況を招くんです。

まぁ、寂しいけど「それでいいじゃん」って人がほとんどかもしれない。
とにかく、


超話題作以外の洋画も頑張れ!!


愚痴が結構入りましたが、最後に、キリアン・マーフィの怪しさっぷりが良かったことと、上映時間が短かくて(本編だけだと80分かからないので短か過ぎる感もある)、特典の音声解説付きと連続で鑑賞したことを伝えて終わります。

下は全米公開版ポスター
Redeye_poster


最後の最後に、現在日本で見る事ができる上記以外のR・マクアダムス出演作を2本紹介。

Hotchick_posterホット・チック('02米)
原題:THE HOT CHICK
監督:トム・ブラディ
出演:ロブ・シュナイダー、アンナ・ファリス、レイチェル・マクアダムス
媒体:ビデオスルーのため、市販DVD
評価:★★★★☆

一言:おっさんと女子高生が入れ替わるコメディ。超笑えます!


Meangirls_posterミーン・ガールズ('04米)
原題:MEAN GIRLS
監督:マーク・ウォーターズ
出演:リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、ティナ・フェイ
上映:O阪での上映ナシのため、市販DVD
評価:★★★☆

一言:”キュートで過激なラブコメディ!”って書いてあります。この頃のリンジーは良かった・・・

なお、7月15日より出演作『幸せのポートレート』('05米/原題:THE FAMILY STONE)が公開されます。

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2006年6月13日 (火)

僕の、世界の中心は、君だ。

今日は韓国映画『僕の、世界の中心は、君だ。』(8月26日公開)の完成披露試写会へ行ってきた。

Bokunosekai僕の、世界の中心は、君だ。('05韓国)
配給:ワーナー
監督:チョン・ユンス
出演:チャ・テヒョン、ソン・ヘギョ、イ・スンジェ、パク・ヒョジュン
会場:H後橋 リサイタルホール
評価:★★★☆

2004年”セカチューブーム”にもなった『世界の中心で、愛をさけぶ』('04)のリメイク。
とは言うものの、俺の場合映画も見ていなければ、原作も読んでいないしテレビドラマも見ていない。

韓国映画は正直言ってほとんど興味がない。『シュリ』('99)『八月のクリスマス』('98)はまあまあ良かったが、近年の韓流ブーム以降は映画もテレビもほとんど興味ないし見ていない。今回も『世界の中心で、愛をさけぶ』のリメイクということ以外何も知らず、主演も二人も誰なのか知らない。見ても分からない。しかしそんな状態で見たのがかえって良かったのか、結構満足できた。
最終的に死別するという部分は置いといて、惹かれあった二人のシーンを見ていると自分自身の学生時代を思い出したりして「青春っていいなぁ」なんて、恥かしながら思ってしまった。”韓流”にはダサイ、クサイのイメージがあるがこの映画を見る限りはそうでもなかったように思う。序盤の笑わせるシーンもそのまま笑ってしまった。

ところで主人公スウンを演じたソン・ヘギョという女優さん、さすがに"さんベッピン"だったが、韓国の女優さんといえば=(イコール)整形というイメージがあるので、どうしてもどこを整形しているのだろう? なんて思ってしまうのは悪いクセだ。しかし実際今まで世間で話題になった映画(特に恋愛もの)のポスターなんかを見る限り、韓国の女優さんは皆似たような顔をしていると思うのは気のせいだろうか。


さてW杯。今日は第一試合でその韓国がトーゴと対戦。アン・ジョンファンのオバサンパーマも健在の韓国が見事2ー1で勝利した。しかも日本とは真逆の逆転勝利。今大会アジア勢で初勝利だ。悔しいが、実際に見ていて韓国は先に点を取られても逆転しそうな雰囲気があった。


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おいおい! フランス代表、今じゃほとんどがアフリカ系じゃねーか。

確かになー。コートジボワールにせよガーナにせよトーゴにせよ、アフリカ人の身体能力は凄い。仕方がないのだろう。

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2006年6月10日 (土)

『ポセイドン』&『ポセイドン・アドベンチャー2』

今日はまずこの作品のことから。

Poseidon3aポセイドン('06米 原題:POSEIDON)
配給:ワーナー
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:カート・ラッセル,ジョシュ・ルーカス,R・ドレイファス,E・ロッサム
劇場:UM田ピカデリー1(5/17)
評価:★☆

名作『ポセイドン・アドベンチャー』('72米)のリメイク。当然旧作は見ているが恐かったということ以外はほとんど覚えてない。なので何も意識せずに見たのだが、見終わった感想は・・・

何じゃこりゃ!?

「はぁ? それで?」そんな感じ。呆気にとられた。ドラマ性は皆無。「今、俺は何を見たんだ?」それくらいにさえ思えた。確かに水に対する恐怖は伝わった。さすが「何万ガロンの水を云々・・・」と豪語してるだけはある。しかし全くハラハラドキドキしない。何故か? おそらくキャラクターやストーリーに全くもって深みがないからだろう。
映像が凄かったかと言われても、それすら特に感想はない。監督が何かのインタビューで「『パーフェクト・ストーム』('00米:同監督作品)の頃とは比べ物にならない!」と話していたぶん、若干期待していたのだが、感想は「どこが?」。正直言って、CGで驚いたのは後にも先にも『ジュラシック・パーク』('93)を見た時だけだ。T京・I袋の劇場で見たが、あの時の感覚は今でもハッキリ覚えている。それくらいの衝撃だった。しかしそれ以降どんな映像を見ても驚きはない。CGで何でもできる。そう思っているからだろう。それでも『キング・コング』('05)キング・コングvs恐竜3頭くらいやってくれれば驚く事はなくても圧倒はされるが。次に驚くとしたらそれは・・・実写でブルース・リーをスクリーンに復活させた時だろう。

劇中、みんな出口を探して一生懸命だったが、一部のシーンでは「ここに巨大ザメ入れたら、まんま『ディープ・ブルー』('99)だな」そんな感想しかなかった。ちなみに『ディープ・ブルー』は好きな映画だ。

ただし一つ評価できる事、それは主役にカート・ラッセルを起用したことだ。とりあえず出てるだけで期待はさせてもらった。だがキャスティングでもう一つ言うと、リチャード・ドレイファスはなんだかなぁ。この人が出ると一気にB級感が漂う。同じ海物の『ジョーズ』('75)の時は良かったが。


と、今公開中の話題作を語ったところで今日見たのは

Poseidon2fポセイドン・アドベンチャー2('79米)
原題:BEYOND THE POSEIDON ADVENTURE
監督:アーウィン・アレン
出演:マイケル・ケイン,S・フィールド,テリー・サヴァラス,K・マルデン
番組:テレビ大阪 TVO CINEMA CLUB(6/8HD録画)
評価:★★

『ポセイドン・アドベンチャー』の後日談(というより直後)といった設定。
あらすじ。サルベージ屋のマイク(M・ケイン)、ウィルパー(カール・マルデン)、そしてセレステ(サリー・フィールド)の3人は、ポセイドン号の転覆現場へ到着し、貴金属類を引き揚げようとする。そこにスベボ博士(テリー・サヴァラス)率いる医療チームが到着。スベボは生存者を救出するだけで貴金属には手をださないという約束で一緒にポセイドン号の中へ入る。しかしスベボ達の本当の目的はプラトニウムを運び出すことだった・・・。

ポセイドン号に入った瞬間出口はすぐ塞がれてしまうのだが、中は狭く感じ、結構なお年寄りも皆わりとすいすい進んで行く。生き残りはどんどん出てくるし、前の話は何だったんだ? 途中は銃撃戦や親子のドラマもありながら簡単に脱出。ちなみにマイクが水の中に潜ったのは始まって1時間30分後と最後、しかもちょっとだけ。最後は悪者やっつけて、脱出する過程で仲良くなったマイクとセレステはめでたくキスして、ハイ終わり。というチープな映画だったが、吹替版で見たこともあってか色々楽しめた。セレステの声は『機動戦士ガンダム』セイラさん役でおなじみの井上遥(故人)『ビバリーヒルズ高校/青春白書』スティーブ役とアンドレア役がカップル役で競演等々。

Moe1_11M・ケイン主演で海物の続編といえば『ジョーズ’87 復習編』('86)なんてのもあったな。

見た見た。しょーもない映画だったけど。
結局俺、なんだかんだ言ってもパニックものの類は好きというか、気になってみちゃうんだよな。

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2006年6月 8日 (木)

ブレイブストーリー(ネタバレなし)

今日は『ブレイブストーリー』(7月8日公開)の完成披露試写会に行ってきた。先日の『エアギター大阪大会』後の飲み会で知り合った、代理店SのY平さんから試写状をいただいて。Y平さんありがとうございます。


人の縁というものは財産だ。


あの日の飲み会、若干アウェーぎみ(誘ってくれたO澤さん以外ほぼ初対面、3人とも女性等々)の参加だったのに、始まってみれば皆同年代という事もあってか異様な盛り上がりをみせ、今回の事にも繋がったわけである。これからの人生、まだまだ色んな縁が待っているだろう。一つ一つ大事にしていこう。


Blaveブレイブストーリー('06フジテレビ,GONZO,WB,電通,他)
配給:ワーナー
監督:千明孝一
出演:(声)松たか子,大泉洋,常磐貴子,ウエンツ瑛士,今井美樹
会場:UM田 梅田ピカデリー1
評価:★★★☆

『ブレイブ・ストーリー』(原作には"・"がある)と言えば、ベストセラー作家、宮部みゆきの傑作ファンタジー巨編である。読んでこそいないが当然タイトルくらい知っている(恥すかしながら今回の劇場用アニメ化の発表まではミステリー小説かと思ってた)、有名な小説である。
だが宮部みゆきは正直言って『火車』『理由』それに『模倣犯』と何一つ読んだことがない。興味はあったがどれもこれも"長い"という印象から手が出なかった。それでも今回の映画化は期待していた。あのポスターデザインが発表されるでは・・・。細かいこともかく、とにかく拒否反応をしてしまう絵だった。

そんな中鑑賞、そして感想は・・・内容はそれほど新しいことはない。『銀河鉄道999』('78〜80東映アニメーション)ドラクエの要素をプラスしたようなストーリーだ。特筆すべきなのは、声優陣の上手さである。主人公ワタル役の松たか子、そして旅を共にするキ・キーマ役の大泉洋のあのとてつもない上手さは何だ!? 驚異的だ!!
数年前『モンスターズ・インク』('01米)吹替版を見た時の爆笑問題・田中にも驚いたが、今回のはそれ以上だ。松たか子も大泉洋もさすが舞台役者といったところか(プレス見ると大泉洋は『千と千尋の神隠し』('01)、『茄子 アンダルシアの夏』('03)でも声優参加)。二人以外でもウエンツ、今井美樹、伊東四郎、目立たないところではインパルス板倉も上手かった。逆にヘタだなと思ったのは父親役の高橋克実(キャラ設定がおかしいせいか?)。インパルス堤下に至ってはただの素人だ。
声優と言えば他にも常磐貴子、田中好子、柴田理恵、樹木希林等、豪華だった。石田太郎(カリオストロ伯爵)もお約束の悪役で登場する。ちなみにプレスでキャストを見ると作者の宮部みゆきもクレジットされている。ん!? 京極夏彦も参加か・・・。

受け付けないと思っていた絵は、声優の上手さに加えてアクションシーンの凄さでほとんど気にならなかった。
ところでこの夏は宮崎駿の息子が撮ったという『ゲド戦記』('06)も公開されるが、どうせ世間は『ゲド戦記』を見に行くのだろう。当然俺も気にはなるが予告やテレビCMを見る限り、あの歌からしてなんか説教臭そうな感じで嫌だ。息子も監督第一作から説教臭い(予想)映画なんか撮らずに、昔の宮崎駿作品『未来少年コナン』('79)、『ルパン三世 カリオストロの城』('79)、『天空の城ラピュタ』('86)みたいなアクション満載の楽しい映画を撮って欲しかった。


Moe1_10
そういや『ハウルの動く城』('04)は見たのか?

そういやまだ見てない・・・。


とにかくこの『ブレイブストーリー』、試写会の客入りからして大人はソッポ向いているようだが、大人でも楽しめる作品になっている(小説を読んだのはほとんど大人のはずだ)。宮崎アニメ、もしくはピクサー作品というブランド物ばかり見てないで、ぜひ見て欲しい作品である。
だからこそ、つくずくあのポスターデザインはもったいない。

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