2006年10月25日 (水)

グエムル 漢江の怪物

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もっとハイペースで記事をアップしないと見たとき思った事、感じた事を忘れてしまう。


Guemulf1グエムル 漢江の怪物('06 韓国)
原題:GUE-MUL
英題:THE HOST
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/ピョン・ヒボン/パク・ヘイル/ペ・ドゥナ
/コ・アソン/イ・ドンホ/イ・ジェウン/ヨン・ジェムン/キム・ロハ
劇場:三番街シネマ2('06.10.5) 鑑賞代金:1200円
評価:★★★☆


「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督が手掛けた異色のモンスター・パニック巨編。韓国では興行記録を次々と塗り替える大ヒットとなり大きな話題を集めた。謎の巨大生物に娘をさらわれた一家が、政府の理解を得られぬまま独力で怪物に立ち向かう。主演は「JSA」「殺人の追憶」のソン・ガンホ、共演に「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナ。
 ソウルの中心を東西に貫く大きな河、漢江(ハンガン)。その河川敷で売店を営むパク一家は、家長のヒボン、長男カンドゥ、次男ナミル、長女ナムジュ、そして彼らの愛情を一心に受けるカンドゥの娘ヒョンソの5人家族。ある日、いつものように人々が河川敷でくつろいでいると、突然、正体不明の巨大な生き物が出現、驚異的なスピードで動き回り、逃げまどう人々を次々と食い殺し始めた。店番をしていたカンドゥも中学生になる一人娘ヒョンソの手を握り逃げ出すが、混乱の中で手が離れ、ついにヒョンソは怪物に連れ去られてしまうのだった。その後、政府はグエムルが感染者を死に至らしめるウィルスの宿主であると発表、カンドゥたちパク一家も強制的に隔離されてしまう。悲しみに暮れるパク一家だったが、そんな時、カンドゥの携帯に死んだと思われたヒョンソから助けを求める一本の電話が入る。カンドゥはいくら訴えても取り合おうとしない政府の協力を諦め、残された一家4人でヒョンソの救出に向かうのだったが…。
(allcinemaONLINE解説より)


この映画、韓国で物凄くヒットしたそうで、怪獣映画や巨大生物のパニックものなんかも普通に偏見なく好きな俺にとっては大注目(グエムルはタイトルにもあるように怪獣というよりは怪物ですが)でした。
しかしここ日本では怪獣映画というだけで普通の大人は相手にしてくれないので、配給会社はタイトルに怪物と入れて「怪獣映画じゃありませんよ」と頑張って宣伝していたようですが、それがいくら韓国映画でもほとんど話題になっておらず、結局ヒッソリと上映終了してしまいました。
かく言う俺は、なんとか終了間近にようやく見れたのですが感想は・・・


よかったのは最初だけ。あとは全部中途半端。


監督が『殺人の追憶』('03韓国)ポン・ジュノということもあって、あの作品にいまいち乗れなかった自分としては若干不安もあったのですが、案の定その通りになってしまいました。
初めはよかったんです。グエムルが不気味に橋の下にぶら下がったところから、河川敷でさんざん暴れて娘(コ・アソン)をさらって行くところまでは興奮しました。あそこまででも劇場で見る価値はあります。ポスターデザインにも使用されている、娘がグエムルにさらわれる瞬間のあの表情、構図なんかほんと素晴らしいですね。

しかし何だろう? 『殺人の追憶』なんかもそうでしたが、ところどころに挿入されるあのダサダサで古くさい笑い・・・あれは必要なのだろうか。アレさえなければ・・・。
ソン・ガンホにしろ、その親父さん(ピョン・ヒボン)、ペ・ドゥナにしろまじめなシーンはいいのですが、笑いが挿入される度に興醒めしてしまいました。

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反米描写や韓国政府(軍隊? 警察?)の腐敗等々・・・色々描いているみたいですがそれも全てが中途半端な印象です。
あと、肝心のグエムルの描写がしょぼい。だいぶ安っぽいCGでした。

しかし、こういった映画が記録的大ヒットしてしまう韓国という国は奥深いなと思いました。
怪獣映画について完全にレッテルが貼られた日本では到底考えられません。まぁ、いつまでたっても完全子供向けの安全パイな怪獣映画(金子修介監督のガメラ、ゴジラを除く)しか作らず、まったく勝負すらしないから仕方ないんですけど。


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2006年9月11日 (月)

クライシス・オブ・アメリカ

ついに本日よりO阪生活5年目のスタートです。
テレビでは9.11テロ関連の番組を放送していますが、改めて凄い事があったんだな思うと同時に再現映像の凄さに驚きます。番組ではメインキャスターの筑紫哲也がこんなことを言っていました。

9.11は歴史上初めて、世界中の人々が「その時何をしいてたか」を記憶した日である。

確かにそうかもしれない。と納得しつつ、見たのはちょっと前だけど本日はこの作品を。


Amerika_jクライシス・オブ・アメリカ('04米)
原題:THE MANCHURIAN CANDIDATE
監督:ジョナサン・デミ
出演:デンゼル・ワシントン/メリル・ストリープ/リーヴ・シュライバー
/ジェフリー・ライト/キンバリー・エリス/ジョン・ヴォイト/B・ガンツ
放送:CS315 スターチャンネル('06.8.27)
評価:★★★☆


ひとりの将校が華やかな政界の裏で渦巻く国家的陰謀に立ち向かう社会派サスペンス。洗脳された人物をホワイトハウスに送り込み世界の支配を目論む巨大企業と、その企みに気づき真相の究明に乗り出す男のスリリングな攻防を描く。「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督が、62年にも映画化されたリチャード・コンドンの原作小説『影なき狙撃者』を現代風にアレンジ。主演は「マイ・ボディガード」のデンゼル・ワシントン。共演にメリル・ストリープ。
 湾岸戦争で英雄となったレイモンド・ショー。彼は政界入りも果たし、大物上院議員である母エレノアの強力な後ろ盾のもと、若くして副大統領候補にまで成り上がる。一方、そんなショーのテレビ演説を複雑な心境で見入る元上官のマルコ少佐。彼は最近、ショーが英雄となった戦闘時の悪夢にうなされていた。敵の急襲でケガを負い意識を失ったマルコに代わり、たった独りで敵に立ち向かい部隊を救ったのがショーだった。だがマルコの脳裏に甦るのは、その事実とは異なる不可解な記憶。疑念が深まる中、マルコはついに独自の調査を開始するのだが…。
(allconemaONLINE解説より)

評判が良く、劇場で見たかったのですが、ここんとこよくあるユナイテッドシネマ限定ロードショーってやつで見る事なく終わっていました。ちょっと期待し過ぎたか。なかなかよくできたサスペンスでしたが、若干オカルト?入ってます。ですが、俺にとってこの映画は内容どうこうより、


リーヴ・シュライバーの出世!!


これに尽きます。この役者さんの演技好きなんです。

Amerika_rive

『スクリーム2』('97米)で見て以来注目してきた役者さんですが、『スクリーム2』で犯人の一人として殺されるはずだった男が、デンゼル・ワシントンメリル・ストリープを相手に堂々と渡り合っている!! 感慨深いです。このあと以前紹介した『オーメン』('06米)では主役を演じてます。ただ、このような話題作で主役を演じるのは嬉しいのことなのですが、個人的には今回のような裏のありそうなクセのある脇役(実は結構いい奴)が好きです。あと『トータル・フィアーズ』('02米)でのCIA工作員のような役もいいですねー。


 ↓  北米版ポスター  ↓
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2006年7月17日 (月)

エージェント・コーディ ミッション in LONDON

暑いからか、それともW杯後遺症か。朝方までなかなか眠れない。
今日は予定より一日遅れでこの作品を鑑賞。


Cody2_エージェント・コーディ ミッション in LONDON('04米)
原題:AGENT CODY BANKS 2: DESTINATION LONDON
監督:ケヴィン・アレン
出演:F・ムニッズ/アンソニー・アンダーソン/ハンナ・スピアリット
/シンシア・スティーブンソン/ダニエル・ローバック/K・デイヴィッド
放送:CS315 スターチャンネル('06.07.15録画)
評価:★★☆


CIAの少年エージェントが今度はロンドンへ飛び、裏切り者が盗んでいった国家のトップ機密ソフトの奪還に奔走する姿を描いたスパイ・アクション・コメディの第2弾。
 16歳になったCIAエージェントのコーディは、今年もサマーキャンプと称した秘密訓練に参加していた。そんな中、コーディ達を指揮する司令官の手によって洗脳ソフト開発のディスクが盗まれてしまう。このソフトが悪用される前に奪還すべく、犯人の逃亡先であるロンドンへ向かうコーディ。そして犯人の関係者に接触するため天才音楽家の学生になりすまし、CIAのデレクや地元警察のエミリーらの協力のもと、任務を進めていくのだが…。
(allcinemaONLINE解説より)


先日鑑賞した1作目に比べるとまるで面白くない。1作目にあった色んな要素はなくなり、少年CIA諜報員が活躍するただのスパイ・コメディ映画になってしまっている。今回はアンソニー・アンダーソンが相棒となりコメディ要素が強くなっていて、狙い通りそこそこ笑えるもののそれだけ。ドジ過ぎて逆にイライラすることもあった。CIA長官役のキース・デイヴィッドもキャラが弱くなっていてつまらない。どうして全米でヒットしなかったのか納得できた。主要人物が少年なだけに、成長してしまう前に撮っておこうってことで急いで作ったのかなという印象。それでもパート3があるという噂。それはそれで見たいけど。

新ヒロインのハンナ・スピアリット。実はイギリスの諜報員だったという設定はよくありがちながら、なかなか面白かった。容姿はミーシャ・バートンに似ていて、もしかしたらあんな風にかわいくなるかも。

Agentco2_hanna

今回、mentosを使った秘密兵器のくだり他いくつか声出して笑ったシーンがあった中、一番ウケたのはコーディがCIAにスカウトされたきっかけ。

「ネットでX-MENのグッズを注文したから」

だそうで、なんか妙にウケた。

下は米公開時のポスター
Cody2_usa2

そして今日ももう1本。

Kureyonクレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦('99)
監督:原恵一
出演:(声)矢島晶子/ならはしみき/藤原哲治/こおろぎさとみ/小川真司
/引田有美/田村ゆかり/折笠愛/岩永哲哉/家弓家正/納谷六朗/丹波哲郎
放送:CS717 テレ朝チャンネル(本日録画)
評価:★★★☆


劇場用「クレヨンしんちゃん」シリーズ第7作。本作では温泉を舞台にパワフルな対怪獣戦を展開する。温泉の精霊の役どころで丹波哲郎が声優に初挑戦、熱演した。埼玉県の奥秩父の温泉に出かけたふたば幼稚園の先生たちが怪獣を目撃。一方、何者かに拉致された野原一家は、温泉Gメンと名乗る組織の秘密基地へ連行された。実は彼らこそ悪の組織YUZAMEと戦う正義の政府機関で、風呂を嫌って地球温泉化を企てるYUZAMEから人々を守っていたのだ。
(allcinemaONLINE解説より)


「温泉に浸かる事は実に素晴らしい」をテーマにした、全編ギャグ満載、相変わらずのバカ話。
ちなみに悪の組織YUZAMEが企てる”地球温泉化計画”はある意味”日本沈没化計画”。
そんな中、映画の終盤ゴジラのテーマが鳴り、YUZAMEが作ったロボットに自衛隊が挑むシーンは怪獣映画を彷佛させた。一番よかったのは”温泉の精”丹波哲郎(声:丹波哲郎)。しんちゃんとの「ゾウさん比べ」は大爆笑!
しかしエンディングでしんちゃん他、出演者で歌う『いい湯だな』にはウルッとなってしまった。ほのぼのしてて聞いていて幸せな気分になります。

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2006年7月10日 (月)

『LAX』と、金子修介版『ゴジラ』

W杯、イタリアの優勝で終わりましたね。強かったです、実際。
フランスはトレゼゲに同情。たまにしか出してもらえない試合でアレですから。
ジダンの頭突きはかなり痛そう・・・。


ってことで久々に海外ドラマを鑑賞。


Lax_top01

スカパーのAXNチャンネルで先月から始まった米ドラマ『LAX』('04)
『メルローズ・プレイス』('92〜'99米TV)ヘザー・ロックリアが主演ということで気になっていたので、昨日の朝の第1話〜3話一気放送を録画していました。

ロサンゼルス国際空港、通称 LAX(エル・エー・エックス)で起こる、大小様々な出来事を描いたドラマです。
第1話から爆弾騒ぎあり、第3話ではもう一人の主人公ロジャー(ブレア・アンダーウッド)がLAXに戻るために乗った飛行機が伝送系システム故障に見舞われ墜落の危機になり・・・ってまぁ、なかなか面白かったけど正直言って、初めからこんなトラブル見たら次からこれ以上の事件起こさないと満足できないんじゃないか? 大丈夫かぁ? って思ってたら、案の定結局10話だか13話で打ち切りになったそうで・・・。

個人的には、先日紹介した『パニック・フライト』もそうですが、空港や飛行機の中を見ていると、たった一度の海外旅行(T京→アトランタ経由→アラバマ)を思い出して「あ〜また行きたいな〜」なんて思ったり、なんとなくいい気分になります。残り7〜10話、次から見るかどうかは気分次第になるでしょう。
それにしてもH・ロックリア、さすがに老けたな〜。

そういえば『パニック・フライト』の音声解説で、「一部のシーンの撮影で『LAX』が番組用に買い取った飛行機を使わせてもらった」なんてコメントしていたけどこんなに早く打ち切りになって、製作も兼ねてるH・ロックリアは大丈夫なんだろうか? 俺の聞き違い(字幕だから正確には読み違い)か?


そんな心配はさておき今日も映画を一本。
見るつもりなかったのについ見てしまったコレ。

Godzzilaゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃('01東宝)
監督:金子修介
音楽:大谷幸
出演:新山千春、宇崎竜童、小林正寛、佐野史郎、南果歩、村井国夫
大和田伸也、渡辺裕之、天本英世、津川雅彦、布川敏和、蛍雪次郎
放送:CS707 日本映画専門チャンネル('05.10.1録画)
評価:★★★★

現在も大ヒット上映中『デス・ノート(前編)』の監督、金子修介がメガホンをとった『ゴジラ』で、怪獣映画は子供かマニアが見るものなんて言わずに見て欲しい一作です。他の平成ゴジラシリーズとは明らかに雰囲気が違います。恐いですコレは。特撮も迫力あります。でも若干オカルト入ってたりするし、普通の映画ファンにはやっぱり所詮怪獣映画かも。
役者では宇崎竜童の大根ぶりが残念ですが、新山千春が頑張ってます。

そもそも劇場公開時も見たし、つい2〜3ケ月前くらいだったか、民放(ローカルの深夜)で放送した時も見たし、それ以外でも見てる。今回はたまたま何を録画しているか分からないDVDがあったので中身を確認するために再生したら結局そのまま最後まで見てしまった次第で・・・それだけ面白いってことです。

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2006年6月28日 (水)

刑事コロンボ/野望の果て

W杯、ガーナには頑張って欲しかったけど、さすがブラジル。2点目の思いっきりオフサイドなんか関係ないです。やったもん勝ち。強いからこそあんな判定も出る。フランスvsスペインもかなり面白かったし、2回戦のブラジルvsフランスは超楽しみ!

今日は朝までW杯のあとそのまま寝ずの労働。それから睡眠とってそのまま飲み会。映画を見る暇など全くなく、昨日に予告した通り昨日鑑賞した『コロンボ』を紹介。


B00079udo2_1刑事コロンボ/野望の果て('73米TV)
原題:CANDIDATE FOR CRIME
監督:ボリス・セイガル
出演:P・フォーク、ジャッキー・クーパー、ケン・スウォフォード、ティシャ・スターリング、ジョアン・リンヴィル、ヴィト・スコッティ
評価:★★★★

「組織犯罪撲滅」を公約に掲げた上院議員候補のネルソン・ヘイワード(ジャッキー・クーパー)に、投票日に近いある日、犯罪組織から脅迫状が届いた。これは同情票を集めるために選挙参謀のハリー・ストーン(ケン・スウォフォード)が発案した「やらせ」だった。しかしヘイワードはその筋書きを利用し、邪魔になったストーンを人違いで殺されたと見せかけて殺害する・・・。

これはもう傑作。俺が求めている『コロンボ』はこれです。コロンボが次々と犯人を追いつめて行く様が見応え充分。
犯人のヘイワードが選挙キャンペーン用番組の撮影中、コロンボはわざと犯人に見えるように奥さんに話を聞く。大事な撮影中にも関わらず犯人は何を話しているのか気が気でならない。こんなシーンが面白い。

なお、ヘイワードを演じたジャッキー・クーパーは『スーパーマン』シリーズ('78〜'87)で新聞社の編集長役が有名。ちなみに吹替えは『水戸黄門』(TBS)風車の弥七役、中谷一郎でした。

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2006年6月26日 (月)

『刑事コロンボ/別れのワイン』+1本

B00079udo2刑事コロンボ/別れのワイン('73米TV)
原題:ANY OLD PORT IN A STORM
監督:レオ・ペン
出演:P・フォーク、ドナルド・プレザンス、ジュリー・ハリス、ゲイリー・コンウェイ、ダナ・エルカー、ヴィト・スコッティ
評価:★★★☆

ワイン工場を経営するエイドリアン(ドナルド・プレザンス)は、自らが全てを捧げてきた工場を、儲け主義の大量生産をしている大手企業に売却すると宣言した義弟リック(ゲイリー・コンウエイ)の殺害を決意した。彼は空調を切った自分のワインセラーにリックを閉じ込め、窒息死したところを海に投げ込んで溺死を装わせる。法医解剖によって事故死に疑問を持ったコロンボは、エイドリアンに疑いの目を向けるが、物証はまったく見つからなかった……。ワインを愛するあまり殺人を犯した男と、彼に敬意を払いつつも執拗に迫るコロンボの行き詰まる戦いを描く。素晴らしい余韻を残す、シリーズの最高傑作の一つ。
(allcinema ONLINEより一部引用)

上の文にもあるように、この作品はシリーズ屈指の名エピソードとの評判が多数を占めており、結構前になるが、深夜のNHKアーカイブスでも再放送していた。
確かにラストに至るコロンボと犯人のやり取りの感覚は何とも言えず感動すらおぼえる。しかし俺自身はコロンボが、楽しそうにかつ時に大胆に犯人を追いつめて行くところに面白さを感じるので、この作品の本当の良さは、今はまだ分からないのが正直なところ。

さて、ドナルド・プレザンスと言えば『007は二度死ぬ』('67英)の悪役が有名だが、俺は『ハロウィン』シリーズ('78〜)のDr.ルーミスを思い出す(新作が早く見たい)。既に亡くなっているが、亡くなった日が自分の誕生日と同じ2月2日ということを今回知って少し驚いた。
また、監督レオ・ペンはショーン・ペンの親父さんだそうな。知らなかった。


ついでに、実は昨日もう一本見たのでこれも紹介。

Colombo_dvd9刑事コロンボ/毒のある花('73米TV)
原題:LOVELY BUT LETHAL
監督:ヤノット・シュワルツ
出演:P・フォーク、ヴェラ・マイルズ、マーティン・シーン、フレッド・ドレイパー、ヴィンセント・プライス、ブルース・カービィ
評価:★★★

今回コロンボは、大手化粧品会社の新商品開発を巡っての争いから起こる殺人の犯人を追いつめる。最終的には色恋沙汰の衝動的な殺人になってしまうが、この手の産業スパイみたいな行為は現実の世界でもあるのだろうか? いつの時代も女性の美の追求は金になるらしい。全く分からない世界なので興味深かったが、相手が女性ということもあってか対決感があまりなく平凡な印象が残った。昔見た時も同じような印象を持った記憶がある。
ちなみに今回は、コロンボの甥が大学病院の皮膚科の先生だということが発覚。

なお、今回殺される商品開発主任の助手カールを演じるのはマーティン・シーン。当たり前の事だと思うが、エミリオ・エステベスそっくり。チャーリー・シーンにもそれなりに似ている。ちなみに吹替えは伊武雅刀。いい声だ。

また、監督のヤノット・シュワルツ『ジョーズ2』('78)や、『スーパーガール』('84米)も監督している。ところで『スーパーガール』と言えばヘレン・スレイター。吹替えの石川秀美もハマってて当時相当可愛かったが・・・今はどこに?

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ところで昨日紹介した『マテリアル・ウーマン』の監督、デニス・デューガンも実はコロンボシリーズを監督していた!
『新・刑事コロンボ/4時02分の銃声』('94米TV)がそれ。

好きな映画が意外なところで繋がっていてビックリ。

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2006年6月23日 (金)

『コロンボ』とPEPSI RED!

合間にDVDで恒例のこれ見た。

B00079udns刑事コロンボ /二つの顔('73米TV)
原題:DOUBLE SHOCK
製作:ユニバーサル
監督:ロバート・バトラー
出演:ピーター・フォーク、マーティン・ランドー、ポール・スチュワート
評価:★★★☆

お馴染みの『コロンボ』だが、これはもう何見ても安心できる。
今回は殺人が起こった後に、”犯人には双子の兄弟がいた”ということが発覚し、コロンボが困惑するのと同時に、見ている側もどっちが犯人なのか? と、初めに殺人のシーンを見ておきながら更に犯人当てもできるというひねりのきいたエピソードとなっており、いつもと違う楽しみ方ができる。
また、劇中コロンボが犯人(?)の料理番組に飛び入り出演するという、面白いシーンがあるのだが、結構長いシーンなのにすべてアドリブなのだそうだ。

なお犯人役のマーティン・ランドー『エド・ウッド』('94米)でアカデミー助演男優賞を受賞した他、最近では『マジェスティック』('01米)『ハリウッド的殺人事件』('03米)にも出演している。
あと監督のロバート・バトラー『乱気流/タービュランス』('97米)の監督でもあるそうな。へぇ〜。


ここで、ここ2〜3日に映画やW杯を見ながら飲み食いしたお菓子を紹介。

Chippus_big_2NatsuumeNatsushioFantaorePepsi_red


上写真、左から

カルビー ポテトチップス BIG BAG うすしお味
カルビー 夏ポテト 紀州の南高梅
カルビー 夏ポテト こだわりの浜御塩(対馬産)
ファンタオレンジ
PEPSI RED ペプシレッド

夏ポテトシリーズは発売されると必ず買う。今年も旨いが量が少ないのが難点。85gなんてあっと言う間だ。
ファンタオレンジはどうしてこんな形になったのだろう? 元のままでいいのに。あとペプシレッドは失敗だ。「スパイシーな刺激!」とコピーがあるが、そんなことはなかった。なんだろう? この味は。分からない。今後よほど叩き売りでもしない限り買うことはないだろう。

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2006年6月19日 (月)

気をとり直して、『GOAL!』

昨日の日本 vs クロアチア。勝たないと決勝トーナメント進出が厳しくなる試合だったが、結果は0ー0・・・
いつになっても決定力・得点力不足。
それにしても”ヤナギザワ”はなー。あれを外すかなー。もしかしたらいつもの癖であの場面、ゴール直前ですらも1タッチでパス出したつもりだったのかも・・・そう思えてしまった。
・・・だが、PKをセーブした川口能活には超しびれた!! 救われた!!

柳沢に関して本音を言えば元々選考の段階から、を選んだのは特に不満なかったが、久保を落として柳沢選ぶか!? と思った。もう何年も前から柳沢には期待してない。いくら鹿島びいきのジーコでも次のブラジル戦は外してくれることを祈りたい。


さて気をとり直して今日は、現在公開中の映画で以前に見た映画を。

Goal1a_thumbゴール!('05米英 原題:GOAL! THE DREAM BEGINS)
配給:東芝E
監督:ダニー・キャノン
出演:クノ・ベッカー、アレッサンドロ・ニヴォラ、マーセル・ユーレス
会場:UM田ブルク7 シアター1('06.2.3)
評価:★★★

まさにW杯開催中の今にふさわしいこの『ゴール!』を紹介。ちなみに現在は『ゴール! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い』という名称で絶賛上映中となっている。
この映画元々三部作構成となっており、大雑把に紹介すると、メキシコの貧しい家庭に育った主人公のサンディアゴ(K・ベッカー)がイングランドプレミアリーグで活躍するところまでが『1』。レアルマドリードに移籍、チャンピオンズリーグでの活躍を描いた『2』。そして2006FIFAワールドカップへ国の代表(どこの国かは知らない)として出場する『3』となっている。

さて、この『ゴール!』、とても分かりやすい内容で、主人公には途中いくつかの苦難が待ち受けてはいるものの、サクサク乗り越えて行き、ラストはスッキリ! 見事なサクセスストーリー第1部が完結し、見終わった時には感動で泣くことはできると思う。俺自身も少し泣けた。
ただ、展開として先を急がなくてはいけないのは理解できるが、あまりにサクサクと苦難を乗り越えてしまうので、逆にたいして苦労していないように見えてしまったのが残念。また、サッカーを見る目が肥えている人には物足りない点があるだろうと思うのがその主人公のプレー。俺が見てもそんなに上手く見えないのだから余計にそう見えるのではないだろうか。

また、ストーリーもあまりに単純で物足りないと感じたが、普通の、あまり映画を見ない人にとっては逆にいいのかもしれない。その他劇中、ベッカムジダンラウルがほんの少しセリフありで登場するシーンがあるのだが、ジダンがもの凄く棒読みだった(ように聞こえた)ことには笑えた。『2』では主人公がレアル移籍とのことでもっと出てくるシーンも増えるのか? 色んな意味で楽しみではある。いずれにせよ続編がとても楽しみなのは間違いない。よって続編への期待を込めて★3つということになった。

最後に、全米公開版のポスターデザインを紹介
Goal_poster_1
このサイズで見ると、なんとなく『猿の惑星』('68米)の有名なラストシーンに見えるのは俺だけ?

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2006年6月15日 (木)

カーズ

昨日から高熱(39.7度!)が出て寝込んでしまった。
そんな昨日、まだ微熱程度だったのもあって『カーズ』(7月1日公開)の試写会に行ってきた。

01カーズ('06米 原題:CARS)
配給:ブエナ・ビスタ
監督:ジョン・ラセター
出演:(声)オーウェン・ウィルソン、ポール・ニューマン、ボニー・ハント
会場:H町 御堂会館
評価:★


ピクサー苦しい・・・苦し過ぎる。人間がいない世界で、登場車物(?)にはフロントガラスに目があって、しゃべる。ほとんどついていけなかった。しゃべる事はないにせよ意志を持った車が活躍する『ハービー/機械じかけのキューピッド』('05米)には違和感を感じなかったのに、何故ついていけなかったのか。
理由は一つ。この世界に人間が存在しないからだ。出てこないのではない。存在しないのだ。『トイ・ストーリー』('95/'99)ではオモチャが、『モンスターズ・インク』('01)ではモンスター、『ファインディング・ニモ』('03)では魚がそれぞれしゃべる。しかし違和感がないのはもともとそれらには目もあるし口もあるから。そしてまわりには人間も存在する。
この人間というのが重要であって、この『カーズ』には人間が存在しない。設定に無理が有り過ぎる。人間が存在しないのに、出てくる物はほとんどが人間が作ったものだ。劇中、小さく、そして羽の生えた車の虫のようなものが出てくるが、その虫は何のため存在しているのか? 劇中には普通の鳥も出てくる。それなら虫は虫でいいではないか。ヘリコプターは出てくるし・・・どうせやるなら徹底しないと。第一、主人公のマックイーンその他、この車たちはどうやって生まれてくるのか。子供騙しにもほどがある。

ストーリーがどうこういうより、設定に入って行けない(ストーリーも今さらやるような話か?ってな内容)。見る前からその設定に「う〜ん」と思っていても、ピクサー作品ということで若干期待していたが、今回はお手上げ。
「夢がない」と言われそうだが、そんなことはないと思う。『モンスターズ・インク』なんか★5つだ。『ニモ』は★3つ。とにかく今回はお手上げ。

実際のところピクサーも苦しいと思う。この世界の先駆者であるが故に、常に新しいものを造り続けていかなくてはならない。オモチャ、昆虫、モンスター、魚、スーパーヒーローと来て、苦し紛れの"車"だったのではないだろうか。
しかしそのピクサーが、身近な物でまだ取り上げていなかった"動物"(ネズミ)を主人公とした映画が来年夏公開されるという。上映前に予告編を見たがこれは面白そうだ。期待しよう。

否定的な意見ばかり書いたので最後に良かったところを。とにかく映像は凄かった。水や砂ボコリ等。あとキャラクター達のやりとりに笑えるシーンもいくつか。そして恒例の短篇。今回の『ワン・マン・バンド』も結構楽しめる。あといつも楽しませてくれるエンディング。今回もなかなか楽しめた。そこに★1つということで。
もう一つ言うなら、今回微熱がありながら見に行ったため、途中から寒くなり早く帰りたくて仕方なかった。もし体調万全で見に行ったら、★0.5上乗せできるくらいは楽しめたのかもしれない。


さてW杯、昨日の試合は面白かった。
サウジvsチュニジアといい、ドイツvsポーランドといい。
熱にうなされ、激しい頭痛と戦いながら、ハーフタイムのわずかな時間と試合間の1時間に睡眠をとって無理矢理見てしまった。

Moe1_14だけど、ドイツ戦の実況、うるさかったな。


納得。好ゲームを繰り広げていたし、会場の盛り上がりから興奮するのは充分わかるが、一瞬フジの青島アナかと思った。今時シュートが決まって「ゴーーーーール!!」なんて絶叫なんてするのは民放のアナウンサーくらいだ。NHKなら「決まった!」「決めたーー!」だろう。

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2006年6月11日 (日)

ポテチ、えびせん、ペプシ、そしてまた『コロンボ』

アルゼンチンvsコートジボワール2ー1でアルゼンチンの勝利!

良かった良かった。アルゼンチン。後半ヒヤヒヤものだったがとにかく勝った。クレスポサビオラが決めた。リケルメもさすがだ。ただ欲を言えばメッシが見たかった。それにしてもアイマールをあんな使い方するとは贅沢だ。だけど悲しい。コートジボワールのドログバ・・・凄い。

ところで昨日(今朝)はこの試合見ながら、自分にとっては久しぶりにスナック菓子を食べた。PEPSIと共に。ここのところ色々考えて控えていたのだが、やはり深夜長い事起きてると腹が減る。飲み食いしたのは・・・

Chippus_big_1Ebisen_kankokuPepsi_nex_2

上写真、左から

カルビー ポテトチップス BIG BAG うすしお味
カルビー かっぱえびせん 期間限定 韓国のり風味
PEPSI NEX ペプシネックス


かっぱえびせん韓国のり風味は初めて食べた。韓国のり自体どんな味がするのか分からいが、このえびせんで言えば、確かに チップスターポテトチップスのり塩味とは違う味で、これはこれでうまかった。


Moe1_12お前それ食べ過ぎだろ!


確かにいくら腹が減ったとはいえ、ポテトチップスのBIG BAG+もう一つは、ちょっと食べ過ぎだった・・・。今日の深夜は何も食べないと決めた。


さて今日も映画を1本

Colombo_dvd7_1刑事コロンボ /偶像のレクイエム('72米TV)
原題:REQUIEM FOR A FALLING STAR
製作:ユニバーサル
監督:リチャード・クワイン
出演:ピーター・フォーク,アン・バクスター,ケヴィン・マッカーシー
評価:★★★★☆


コロンボシリーズは全部見ているはずなのだが、この作品はほとんど覚えがなかった。
今回はいつもとちょっと違うひねりが加わっており、更に元銀幕スターが犯人ということで、ハリウッドの内幕物としても楽しめた。
で、恒例の親戚・・・Tクラブのバンドでヘタなバグパイプを吹いているおじさん。あとわかったのがカミさんの趣味。なんと”記念品が好きでレストランに行く度灰皿を盗んでくる”らしい。

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