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2006年10月25日 (水)

グエムル 漢江の怪物

Gue_1


もっとハイペースで記事をアップしないと見たとき思った事、感じた事を忘れてしまう。


Guemulf1グエムル 漢江の怪物('06 韓国)
原題:GUE-MUL
英題:THE HOST
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/ピョン・ヒボン/パク・ヘイル/ペ・ドゥナ
/コ・アソン/イ・ドンホ/イ・ジェウン/ヨン・ジェムン/キム・ロハ
劇場:三番街シネマ2('06.10.5) 鑑賞代金:1200円
評価:★★★☆


「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督が手掛けた異色のモンスター・パニック巨編。韓国では興行記録を次々と塗り替える大ヒットとなり大きな話題を集めた。謎の巨大生物に娘をさらわれた一家が、政府の理解を得られぬまま独力で怪物に立ち向かう。主演は「JSA」「殺人の追憶」のソン・ガンホ、共演に「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナ。
 ソウルの中心を東西に貫く大きな河、漢江(ハンガン)。その河川敷で売店を営むパク一家は、家長のヒボン、長男カンドゥ、次男ナミル、長女ナムジュ、そして彼らの愛情を一心に受けるカンドゥの娘ヒョンソの5人家族。ある日、いつものように人々が河川敷でくつろいでいると、突然、正体不明の巨大な生き物が出現、驚異的なスピードで動き回り、逃げまどう人々を次々と食い殺し始めた。店番をしていたカンドゥも中学生になる一人娘ヒョンソの手を握り逃げ出すが、混乱の中で手が離れ、ついにヒョンソは怪物に連れ去られてしまうのだった。その後、政府はグエムルが感染者を死に至らしめるウィルスの宿主であると発表、カンドゥたちパク一家も強制的に隔離されてしまう。悲しみに暮れるパク一家だったが、そんな時、カンドゥの携帯に死んだと思われたヒョンソから助けを求める一本の電話が入る。カンドゥはいくら訴えても取り合おうとしない政府の協力を諦め、残された一家4人でヒョンソの救出に向かうのだったが…。
(allcinemaONLINE解説より)


この映画、韓国で物凄くヒットしたそうで、怪獣映画や巨大生物のパニックものなんかも普通に偏見なく好きな俺にとっては大注目(グエムルはタイトルにもあるように怪獣というよりは怪物ですが)でした。
しかしここ日本では怪獣映画というだけで普通の大人は相手にしてくれないので、配給会社はタイトルに怪物と入れて「怪獣映画じゃありませんよ」と頑張って宣伝していたようですが、それがいくら韓国映画でもほとんど話題になっておらず、結局ヒッソリと上映終了してしまいました。
かく言う俺は、なんとか終了間近にようやく見れたのですが感想は・・・


よかったのは最初だけ。あとは全部中途半端。


監督が『殺人の追憶』('03韓国)ポン・ジュノということもあって、あの作品にいまいち乗れなかった自分としては若干不安もあったのですが、案の定その通りになってしまいました。
初めはよかったんです。グエムルが不気味に橋の下にぶら下がったところから、河川敷でさんざん暴れて娘(コ・アソン)をさらって行くところまでは興奮しました。あそこまででも劇場で見る価値はあります。ポスターデザインにも使用されている、娘がグエムルにさらわれる瞬間のあの表情、構図なんかほんと素晴らしいですね。

しかし何だろう? 『殺人の追憶』なんかもそうでしたが、ところどころに挿入されるあのダサダサで古くさい笑い・・・あれは必要なのだろうか。アレさえなければ・・・。
ソン・ガンホにしろ、その親父さん(ピョン・ヒボン)、ペ・ドゥナにしろまじめなシーンはいいのですが、笑いが挿入される度に興醒めしてしまいました。

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反米描写や韓国政府(軍隊? 警察?)の腐敗等々・・・色々描いているみたいですがそれも全てが中途半端な印象です。
あと、肝心のグエムルの描写がしょぼい。だいぶ安っぽいCGでした。

しかし、こういった映画が記録的大ヒットしてしまう韓国という国は奥深いなと思いました。
怪獣映画について完全にレッテルが貼られた日本では到底考えられません。まぁ、いつまでたっても完全子供向けの安全パイな怪獣映画(金子修介監督のガメラ、ゴジラを除く)しか作らず、まったく勝負すらしないから仕方ないんですけど。


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コメント

ホント、らーうー君と同感です。
グエムルのシーンは、引き込まれるものがありました。
それなりに迫力もありましたし。
でも冒頭の薬剤を水道に流すところからして、ストーリー展開に疑問を持っていたら、案の定イヤな予感通りのお話。
友達と「ありえな~い」と言いながら観るぶんにはいいのかも知れないですね。

投稿: ミラクルピンキー | 2006年10月26日 (木) 19時35分

いや~、面白い映画じゃないですかぁ~。
私は最初から「コメディ映画」だと思って観に行ったので
かなり楽しめましたよ。
まぁ、お笑いのレベル的には非常に低いのですが、ソン・ガンホなどが真面目にこんなことしてるのかと思うと笑えて
しまうんですね。
悲しいハズのシーンなんかも笑えてしまう。
M・なんとか・シャマランの『アンブレイカブル』みたいな
映画でした(笑)

投稿: トラッキー | 2006年10月27日 (金) 00時04分

ミラクルピンキーさん
トラッキーさん
毎度コメントありがとうございます!!
映画には人それぞれの見方があって、それがまた面白いんですよね。私も自分の意見を押し付ける気はないですしね。今後とも色々とコメントお待ちしておりますm(__)m
ただ一つ感じるのは、残念ながら少なくとも映画に関しては、日本よりも韓国のほうが健全であり、文化としても上を行ってるということです。

投稿: らーうー | 2006年10月29日 (日) 00時28分

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