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2006年7月23日 (日)

世界の中心で、愛をさけぶ

東宝の映画が続きますが、本日はこの映画を鑑賞。


Sekaino2_l世界の中心で、愛をさけぶ('04製作委員会)
監督:行定勲
原作:片山恭一
出演:大沢たかお/柴咲コウ/長澤まさみ/森山未來/山崎努
/宮藤官九郎/津田寛治/杉本哲太/森田芳光/天海祐希
放送:CS363 TBSチャンネル(本日録画)
評価:★★★★


空前のベストセラーとなった片山恭一の同名小説を「ロックンロールミシン」「きょうのできごと」の行定勲監督で映画化した本格ラブ・ストーリー。最愛の人の死を胸の奥に抱えたまま、現在の愛に葛藤する一人の男の姿を切なく描く。主演は「解夏」の大沢たかおと「着信アリ」の柴咲コウ。共演に「ロボコン」の長澤まさみ。
 結婚を控えていた朔太郎(大沢たかお)は、婚約者・律子(柴咲コウ)の突然の失踪に困惑する。律子の行き先が四国と知り、彼女を追って四国へ向かう朔太郎。しかし、そこは朔太郎の故郷であり、彼の初恋の相手にして最愛の人・アキとの思い出が眠る場所でもあった。朔太郎は次第に初恋時代の思い出の中に迷い込んでいく——。高校2年の朔太郎(森山未來)は、アキ(長澤まさみ)との甘く淡い恋に浸っていた。ウォークマンでの声の交換日記や無人島への一泊旅行…。ところが、約束されていたと思われた2人の明るい未来は、アキが不治の病であることが発覚し一転してしまう。
(allcinemaONLINE解説より)


いや〜、良かったです。


原作が売れてるらしいって頃、読もうかなって思ってたらそのうち映画製作が発表され、結局読むことなく映画は公開。そして大ヒット。お客さん少なくなった頃見に行こうと思ってる間に上映も終了。TVドラマ版も見ることなく(ドラマは元々興味なし)、ついには韓国版リメイクも発表され、結局そっち『僕の、世界の中心は、君だ。』を先に見てしまったというこの作品。

韓国版もまあまあ良かったんですが、本家の方が断然良かったです。
朔太郎(大沢たかお)の気持ちが良くわかって、泣けました。愛した人が目の前からいなくなる、しかも”死”という形で。そんなこと簡単に忘れろってのが無理な話です。同じ状況になったことはないけれど、見ていてつらかったです。人間は忘れる生き物ですが、そう簡単には忘れられないこともあります。
ましてや、テープに録音した声なんかあったらなおさらです。過去にしがみついてもいい事はありませんが、捨てるなんてできないです。俺も。
昔聞いていた音楽を聞くだけで、当時の事を思い出すっていうのに、付き合っていた女性、しかも”死”という悲しい別れをした人の肉声が録音されているテープなんか残っていたら・・・もうたまりませんよ。

なので律子(柴咲コウ)は、旦那さんになる人があんな状態でいいのかな? とも思いましたけど。

という事で、なかなか忘れられない以上、『タイヨウのうた』みたいに、愛した女性が死んだあとすぐ”録音されたCDを笑顔で聞く”なんて事はありえません。いくら映画でも。だからあの映画には共感できませんでした。


さて映画では、朔太郎(森山未來)と亜紀(長澤まさみ)の二人が一番楽しかった頃のシーンで流れる

佐野元春「SOMEDAY」
渡辺美里「きみに会えて」

がまた良かったです。
特に渡辺美里の「きみに会えて」は、収録されているアルバム『eyes』を中学3年から高校1年の頃よく聴いていたので、曲を聴くと当時の事が甦ります。まぁ、思い出すのは恋愛の事ですよね。純粋というかウブでした。田舎者ですし。

教室でのシーン、大勢の生徒がいるなか目が合って”ニコッ”みたいな二人だけの世界・・・ああいうのありましたねー。書いていて恥ずかしいです。

当時はラジオもよく聴きました。
これまた同じ番組を聴いていて翌日は「昨日のあれが云々・・・」っていう会話。ありましたありました。懐かしいです。
もちろん勉強もラジオを聴きながら。もちろん全然頭に入りません。

そういえば波止場等の環境も田舎の環境に似ていました。田舎のはもっと大きかったですけど。


長澤まさみと言えば『ロボコン』('03)。劇場に見に行き、面白かったんでDVDも買いました。日本もこういう青春映画どんどん作ってほしいって思ったんですが、コケたんですよね。長澤まさみもまだ認知度低かったし。
今回の森山未來とのシーン、ほんとに良かったです。「二人の演技が臭い」っていうレビューを見た記憶があったのでどうなんだろうって思っていましたが、そんなレビューを読んだことすら忘れてました。森山未來も良かったです。

まぁ、大沢たかおが学校の校舎や体育館に入っているシーンは「勝手に入って大丈夫なのか?」とか、空港で、台風で飛行機が欠航になった時、必死の森山未來に対して係員(大森南朋)はあんなに冷たくするか? 山崎努が全然老けていない等、変なシーンもありましたがそれくらいはよしとしましょう。
ただ津田寛治はもういいです。何でもかんでも顔出して。うっとおしいです。


そういえばTBS系で長澤まさみ主演『セーラー服と機関銃』の連続ドラマをやるそうですが・・・薬師丸ひろ子版の大ファンなのでいい作品になることを願います。できればフィルムで撮って欲しいんですが、たぶんVTRなんでしょうねぇ。主題歌も歌うんでしょうか? まぁ、とにかく久々に日本のTVドラマを見ることになりそうですが、この作品をきっかけに長澤まさみが”TVドラマの常連”になってしまわないように、東宝も頑張って良い映画を提供し続けてほしいものです。

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