今日はまずこの作品のことから。
ポセイドン('06米 原題:POSEIDON)
配給:ワーナー
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:カート・ラッセル,ジョシュ・ルーカス,R・ドレイファス,E・ロッサム
劇場:UM田ピカデリー1(5/17)
評価:★☆
名作『ポセイドン・アドベンチャー』('72米)のリメイク。当然旧作は見ているが恐かったということ以外はほとんど覚えてない。なので何も意識せずに見たのだが、見終わった感想は・・・
何じゃこりゃ!?
「はぁ? それで?」そんな感じ。呆気にとられた。ドラマ性は皆無。「今、俺は何を見たんだ?」それくらいにさえ思えた。確かに水に対する恐怖は伝わった。さすが「何万ガロンの水を云々・・・」と豪語してるだけはある。しかし全くハラハラドキドキしない。何故か? おそらくキャラクターやストーリーに全くもって深みがないからだろう。
映像が凄かったかと言われても、それすら特に感想はない。監督が何かのインタビューで「『パーフェクト・ストーム』('00米:同監督作品)の頃とは比べ物にならない!」と話していたぶん、若干期待していたのだが、感想は「どこが?」。正直言って、CGで驚いたのは後にも先にも『ジュラシック・パーク』('93)を見た時だけだ。T京・I袋の劇場で見たが、あの時の感覚は今でもハッキリ覚えている。それくらいの衝撃だった。しかしそれ以降どんな映像を見ても驚きはない。CGで何でもできる。そう思っているからだろう。それでも『キング・コング』('05)のキング・コングvs恐竜3頭くらいやってくれれば驚く事はなくても圧倒はされるが。次に驚くとしたらそれは・・・実写でブルース・リーをスクリーンに復活させた時だろう。
劇中、みんな出口を探して一生懸命だったが、一部のシーンでは「ここに巨大ザメ入れたら、まんま『ディープ・ブルー』('99)だな」そんな感想しかなかった。ちなみに『ディープ・ブルー』は好きな映画だ。
ただし一つ評価できる事、それは主役にカート・ラッセルを起用したことだ。とりあえず出てるだけで期待はさせてもらった。だがキャスティングでもう一つ言うと、リチャード・ドレイファスはなんだかなぁ。この人が出ると一気にB級感が漂う。同じ海物の『ジョーズ』('75)の時は良かったが。
と、今公開中の話題作を語ったところで今日見たのは
ポセイドン・アドベンチャー2('79米)
原題:BEYOND THE POSEIDON ADVENTURE
監督:アーウィン・アレン
出演:マイケル・ケイン,S・フィールド,テリー・サヴァラス,K・マルデン
番組:テレビ大阪 TVO CINEMA CLUB(6/8HD録画)
評価:★★
『ポセイドン・アドベンチャー』の後日談(というより直後)といった設定。
あらすじ。サルベージ屋のマイク(M・ケイン)、ウィルパー(カール・マルデン)、そしてセレステ(サリー・フィールド)の3人は、ポセイドン号の転覆現場へ到着し、貴金属類を引き揚げようとする。そこにスベボ博士(テリー・サヴァラス)率いる医療チームが到着。スベボは生存者を救出するだけで貴金属には手をださないという約束で一緒にポセイドン号の中へ入る。しかしスベボ達の本当の目的はプラトニウムを運び出すことだった・・・。
ポセイドン号に入った瞬間出口はすぐ塞がれてしまうのだが、中は狭く感じ、結構なお年寄りも皆わりとすいすい進んで行く。生き残りはどんどん出てくるし、前の話は何だったんだ? 途中は銃撃戦や親子のドラマもありながら簡単に脱出。ちなみにマイクが水の中に潜ったのは始まって1時間30分後と最後、しかもちょっとだけ。最後は悪者やっつけて、脱出する過程で仲良くなったマイクとセレステはめでたくキスして、ハイ終わり。というチープな映画だったが、吹替版で見たこともあってか色々楽しめた。セレステの声は『機動戦士ガンダム』セイラさん役でおなじみの井上遥(故人)、『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のスティーブ役とアンドレア役がカップル役で競演等々。
M・ケイン主演で海物の続編といえば『ジョーズ’87 復習編』('86)なんてのもあったな。
見た見た。しょーもない映画だったけど。
結局俺、なんだかんだ言ってもパニックものの類は好きというか、気になってみちゃうんだよな。
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